人材育成

【著者が語る】残念な部下を戦力にする方法

ホープス
坂井 伸一郎 代表取締役

【PROFILE】成蹊大学卒業後、高島屋入社。ベンチャー企業役員を経て起業。年間50本・2500人(製造業・サービス業・金融業など多岐にわたる)の企業研修、アスリート向け座学研修を行っている。座学慣れしていないアスリートへの指導経験が豊富ゆえに、「分かりやすく伝える」「印象にとどめるように工夫する」という指導法に対して、企業の人事担当者や受講者から高い評価を得ている。著書に『残念な部下を戦力にする方法』がある。

コロナ禍の今、あらゆる業界で企業の足下の業績やこの先の事業の見通しは決して楽観できない状況です。そんな中、採用予算は前年までのように確保できず、また仮に予算が確保できたとしても採用イベントなどは多くが中止や縮小されているわけですから、今いる限られた人材で戦っていかなければならない企業が多いようです。


ただ、限られた人材でなんとかしようと思っても「失敗を繰り返す」「飲み込みが悪い」といったいわゆる【残念な部下】を抱え、戦力としてはおぼつかない…。そんな悩みを抱えるリーダーが考えるのは、「残念な人材」が「戦力となる人材」に変わってくれること。そのためにはなんとかして内部で教育・育成するしかありません。


そんな要望を叶える人材育成・学習メソッドが、私が提唱している「スティッキー・ラーニング」です。「スティッキー・ラーニング」は、【スポーツ科学】【心理学】【脳科学】から導き出した科学的な学習メソッドとして昨今注目を集めはじめています。

なぜ「注目を集め始めている」と言えるかといえば、それは、この人材育成理論に基づいた研修プログラムを、プロ野球5球団、日本陸上競技連盟といった有名スポーツチームやメジャー競技団体、高島屋、日本調剤、アイシン精機といった超巨大企業が次々と導入しているという事実があるからです。実は2年前の夏の甲子園で旋風を起こした金足農業高校野球部も「スティッキー・ラーニング」のメソッドを取り入れた研修を導入していました。


「スティッキー・ラーニング」のメソッドを活用することで育成・成長が期待できる対象の部下は正社員だけに限りません。契約社員、派遣社員、アルバイト、パート、外部スタッフ、外国人スタッフなどにも活用可能です。「今いる人材でなんとかしたい、スキルや能力の底上げを図りたい」「今、戦力になっていない従業員を教育して、少しでも戦力として活用したい」、そんな悩みを抱えるすべてのリーダーに役立つ1冊となっています。

坂井伸一郎 著
フォレスト出版、税込1,650円

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