人材採用

人材派遣の実稼働者数、前年同期比94.2% すべての地域で減少傾向

 人材派遣の実稼動者数(四半期平均)が前年同期比94.2%となっていることが、日本人材派遣協会の労働者派遣事業統計調査で分かった。

 2020年7~9月期の派遣社員の実稼動者数(月平均)は前年同期比94.2%の34万2866人で、2四半期連続で前年同期比が100%を下回る結果となった。

 派遣社員の実稼動者数の前年同期比を地域別に見ると、北海道(94.3%)、東北(91.8%)、南関東(95.2%)、北関東・甲信(89.2%)、北陸(93.5%)、東海(91.3%)、近畿(95.1%)、中国(87.6%)、四国(92.7%)、九州(96.7%)となり、すべての地域で前年同期比が100%を下回った。

 業務別に見ると、情報処理システム開発(95.1%)、機器操作(84.9%)、財務(96.4%)、貿易(104.5%)、一般事務(112.1%)、営業(75.9%)、販売(68.7%)、製造(81.3%)、軽作業(97.8%)だった。
 
 紹介予定派遣の実稼働者数(月平均)は前年同期比67.5%の3259人だった。

 短期派遣(30日以内)の実労働者数(四半期平均)は前年同期比66.6%の6万6774人。3期連続して前年同期比が100%を下回った。

 調査は、労働者派遣事業を行う全国の508事業所を対象に実施した。

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