人材採用

【第二新卒の採用】新卒から「既卒」「第二新卒」へ採用ターゲット層を広げる企業が増加

UZUZ
川畑 翔太郎 専務取締役

景気の上昇に伴い、企業は積極的に若手人材の採用活動を行っています。直近の採用の傾向は、これまでの新卒一極集中採用から「既卒」「第二新卒」と呼ばれる若手人材まで採用ターゲット層を広げる企業が増えていることです。

以前は中小・ベンチャー企業がこの層を採用していましたが、有名企業や大手企業といった採用力の高い企業も参入してきたことが特徴的です。

若手人材の採用に苦戦している企業が多い状況から、採用されやすい人材の特徴は「離職リスクが低い」人材と言えます。

「離職リスクが低い」ことをどう見極めているかというと、「業務イメージの把握」「入社後の目標設定」「ネガティブなことも理解」の3点を基に評価しています。この点を抑えていると、入社後のミスマッチによる短期離職を防ぐことができます。

当社サービスでも研修型就活サポート「ウズウズカレッジ」での内定率/定着率が飛躍的に向上しています。

ビジネスマナー研修だけではなく実務研修や専門資格の取得を目指したカリキュラム履修を通じて、業務イメージに加え、入社後のキャリアステップを明確に設定しています。

業務理解や目標設定ができているからこその高い内定率と入社後のミスマッチを是正する効果がありました。

従来の採用手法は求人媒体掲載や就活イベント参加が中心でした。しかし、一昨年あたりから「〇〇採用」と銘打った風変わりなイベントを開催して「他社との差別化」「自社の認知度向上」を図る企業が増えてきました。

ただ、最近は「他社との差別化」「自社の認知度向上」だけでは不十分です。今後求められるのは、採用活動を単独で実施するのではなく、PR活動と連動させた形で行う採用活動です。

昨年話題になった「オヤカク」のように、求職者だけでなく求職者の周囲にいる人たちに対する認知度が徐々に重要度を増してきています。

そのため、求職者に直接自社のことを採用PRするだけではなく、マスメディアやSNS等を介した多面的な採用PRが重要になってくると考えています。

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